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コルラ

中華人民共和国新疆ウイグル自治区バインゴルモンゴル自治州の州都コルラに着いた。

走り出すとけっこう速いもんで、カシュガルからもう1000km走ってしまった。
北京まであと4000kmちょい。あっという間じゃねーか。


来年の北京五輪に向けて早くも盛り上がりまくりなこの中国で、一際気合いの入った人民に出会った。

遼寧省出身の召というおっさん。
北京の近くの山海関という所から1年かけて歩いてきて、カシュガルに着いたら今度はチベット経由で東に向かい、来年の五輪開幕日に北京に着く予定だという。

ついに現れた、徒歩ダー。

ちなみに出会った場所は、前にも後ろにも40kmくらい町がない砂漠地帯。荷物はたったの20リットルくらいのザック一つ。

いったいどうやって生きているのだろう。。。



出会いと言えば、もう一つまさかの再会があった。

イランの国民的コーラ、ザムザムコーラをここ中国で発見。
イラン意外には絶対に存在しないと思ってたのに、なぜこんな所に。。。すでに知らない間に世界中に増殖しているのだろうか。

ますますイラン人が調子に乗るじゃないか。
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by hide_o_81 | 2007-08-28 20:26 | 中国  

諸事情により

えー、明日出る!!とか言っといて、それから3日たった今も実はまだカシュガルにいるダメチャリダーです。
まぁいろいろと事情があるんです、事情が。
今となってはそれがどんな事情だったか覚えてないけど。。。

やべー、いつの間にか中国に入って2週間たっちまったー。

明日は出るぞ!!明日こそは!!
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by hide_o_81 | 2007-08-17 17:09 | 中国  

そろそろ出るか

カシュガルってなかなか面白い。

表通りは漢字だらけ高層ビルだらけで普通の中国っぽいけど、一歩裏路地に入るとウイグル文字が多くなり、建物も貧相になり、埃っぽくなる。ここが中国だとは思えないくらい。

で、ちょっと町外れに行くともっと面白い。
片側2車線の広々としたきれいな道路が、ある交差点を境に、突然ポプラ並木の未舗装路になる。鉄筋コンクリート製の四角いビルが、土や石で作った薄茶色の掘っ立て小屋になる。高速で走る車が、のろのろ歩くロバ車になる。

普通の中華の町並みが、僕がイメージしてたシルクロードの世界そのものになる。

まるで世界が違う。

おそらく数年たてば、その境目はさらに郊外の交差点に移動するんでしょう。
都市再開発という名目で。

この交差点、まさに漢化の最前線。

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さて、いよいよ明日出発します。
チベットに向かいたい気持ちを抑えて、まずはタクラマカン砂漠の北の縁を通ってトルファンへ。2週間ちょいくらいかな。
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by hide_o_81 | 2007-08-14 20:57 | 中国  

KKH

バスでタシュクルガンまで行って、チャリでカシュガルに戻ってきた。
以下簡単な日記。

1日目
パキスタン行きのバスにチャリとともに乗り込む。
乗客はほとんどが旅行者。で、自分以外は全員パキスタンまで行く。
このバスはパキスタン行きと言いつつ、途中タシュクルガンで1泊する。
そのタシュクルガンで、他の旅行者達(日、中、韓、独、アイルランド)と散歩したりメシ食ったり。
「なに?!お前はパキまで行かないのか?もったいない!」
と言われ、めちゃくちゃ行きたくなる。
でもビザがないので無理・・・。

2日目
自分以外は、朝発のバスに乗ってパキスタンへ。自分だけ一人残される。
ここからカシュガルに向けてチャリで走る(約300km)。
今日出発する予定だったけど、天気悪いので延期。
この退屈な町で、タジク人(パミール系)達を眺めながら過ごす。
うぅ、早くチャリ乗りたい・・・。

3日目
いよいよ出発。
景色は良い、道も良い、天気も良い。
最高。
ぜーぜー言いながら4098mの峠を越える。
越えた瞬間、思わず「うおぉぉぉっ!!」。
湿地だか土漠だか分からない平原が20kmくらい先まで続き、その向こうには雲をかぶったゴングール山(7719m)。左を見れば不毛の山が延々と続き、右を見れば氷河をたたえるムズターグアタ(7546m)がどーん。
今までで一番の絶景かも。
すげーすげーと独り言を言いながら坂を下り、カラクリ湖へ。
ここもきれい。山に雲がかかってるのが残念。
ユルト(ゲル、パオ)に宿泊。
実に1ヶ月半ぶりに100km走った。

4日目
のんびり起きてのんびり出発。ゆるやかな下り坂を快調に飛ばす。
が、巨大な沼みたいな所に出た瞬間、暴力的な向かい風。
プラスまさかの登り。今日は下りだけだから楽勝と思ってたのに。
何とかそこを乗り越え少し下ると温泉発見!
喜び勇んで入浴。
日本を出て初めて風呂に浸かる。
温度がぬるいのと水着着用なのがネックだけど、ロケーションは最高。
恐ろしく険しい渓谷を下りに下って小さな村に到着。
結局2日連続ユルト泊。

5日目
まだ下る。
下りきると、砂漠。
砂漠ツマラン。
なのでガンガン飛ばす。
向かい風なのに飛ばす。
30km/hくらいで飛ばす。
チャリダーズハイ状態。
結局、昼飯、アイス、野糞の3回休んだだけで、カシュガルまでの125kmを走破。
名付けてスリーストップ作戦。
夜はビールで乾杯!



いやー、行って良かった。
今回走ったのはカラコルムハイウェイのほんの一部だけど、想像以上に景色が良かった。
僕みたいにタシュクルガン→カシュガルと走れば、ほとんど下りだし、道も完璧に舗装してあるからすっげー爽快。ここまで楽でありながら絶景を楽しめるサイクリングコースは他にないような気がする。ママチャリでも折り畳みでもキックボードでも行けるのでみなさんもゼヒ。

んでも行くならやっぱ峠越えてパキスタンまで行きたいよなぁ・・・。


ひっっっさしぶりに写真アップします。とりあえず今回行ったカラコルムハイウェイ分だけ。
http://photos.yahoo.co.jp/ph/hide_o_81/lst?.dir=/aba7&.src=ph&.order=&.view=t&.done=http%3a//photos.yahoo.co.jp/
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by hide_o_81 | 2007-08-12 19:03 | 中国  

Kashgar

オシュを1時間半遅れで出発したバスは、一晩中凄まじい悪路を走り続け、翌朝中国との国境に着いた。

そこで、ギリシャですれ違い、サマルカンドで再会したドイツ人チャリダーとまたもや再会。僕がウズベク、キルギスとだらだら過ごしてる間に、彼はタジキスタンのパミール高原を走破し、僕がバスで寝ながら通り過ぎようとしているこのイルケシュタムの悪路を、彼はやはり自力で走っている。
他にもこの国境付近で5人のチャリダーを見かけた。

そんな彼らを見るたびに、バスに乗ったのは正解だったのか?と疑問が湧いてくる。
頑張れば行けたのかも・・・。
しかし時すでに遅しである。

悶々としているうちに、あっさりとカシュガルに到着。
1時間半遅れて出発したのに、定刻より3時間も早く着いた。
と言っても20時間もかかっている。たったの500kmに。


さぁそして中国。
第一印象は、「うぉー、帰ってきたー」だ。
何つったって、漢字!
ここはまだウイグル人が多いのでアラビア文字みたいなウイグル文字も混じってるけど、町は圧倒的に漢字だらけ。何屋かわかる!どこだかわかる!素晴らしい!
そして中華料理。
うまい。まじでうまい。
箸が出てくるのもうれしい。

うむ、日本が近づいてる。



日本に向けて出発する前に、ちょっと寄り道しようと思う。

カラコルムハイウェイという道がある。
ここカシュガルから南に向かい、パミールを越えてパキスタンへと抜ける道だ。
国境であるフンジュラブ峠は標高4700m以上。
もちろんこんな所に高速道路があるわけではない。高いところを走るからハイウェイなのだ。
景色がめちゃくちゃ良いらしく、世界中のチャリダーが憧れる道だ。

そのカラコルムハイウェイを、途中まで行ってみようと思う。
本当は全線走破したいけど、パキスタンまで下りちゃうと日本がかなり遠ざかってしまうし、第一パキスタンビザを持ってないので無理だ。
なので中国側最後の町タシュクルガン(最後と言っても国境から120kmも手前)までにする。

タシュクルガンまで300km。
2度同じ道を走るのは嫌いなので、片道はバスに載せる予定。
ちなみにカシュガルの標高1300mに対して、タシュクルガンの標高は3600m。
当然行きはバス、帰りがチャリである。
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by hide_o_81 | 2007-08-04 20:42 | 中国  

中国へ

楽しかったビシュケクに別れを告げて、予定より10日くらい遅れてオシュに戻ってきた。

そしてそのままバスターミナルに行って、中国のカシュガル行きのチケットを購入。

今夜20時発のそのバスに乗れば、24時間後には自動的にカシュガルに着くはずだ。

これでやっと中央アジアが終わる。
1ヶ月で駆け抜ける予定だったのに、2ヶ月以上かかってしまった。体長不良とか暑さとかそれなりの理由はあったとは言え、7月の走行距離225kmはちょっと情けない(ちなみに3月はたったの1.07km)。

まぁ色々あったけど、中央アジアはなかなか楽しかった。旧ソ連でありながら、多様な文化、民族が交じり合っていて、まさにシルクロードの十字路。
ビザ取りが面倒、英語さっぱり通じない、一部の警官が腐ってる、移動が面倒などたくさん問題はあるけど、それらを差し引いても旅行先としてはかなり魅力的だと思う。


そしていよいよ大陸最後の国、中国。
漢字があり、中華料理があり、日本行きの船がある国、中国。
序盤の暑さと砂漠を除けば今までよりも少しは楽に旅できそうだ。観たい物も長く滞在したい町もそれほど多くないので、これから少しペースを上げるつもり。
日本まで5500km。前代未聞の超ウルトラロングスパートである。

頑張ろう。
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by hide_o_81 | 2007-08-01 21:22 | キルギス